関西しか見てこなかった人がSnow Manを見て思ったこと 番外編

元々書く予定ではなかったが、加入組の目黒、ラウールについて書いていこうと思う。

 

 

まず目黒蓮

 

顔と名前は知っていて、嵐のバックについていることを知っていたくらい。前髪を下ろしている時代のイメージで止まっていたため、なんか鼻?のイメージが強い。個人的に、林真鳥(元関西ジャニーズJr.、現在は振付師として活動)に似ているとずっと思っていた。

 

9人体制になり初めてみた時、1番びっくりしたのが目黒。思っていた顔と違った。具体的には目の印象が強くなっていたこと。髪型のせいかわからないが、知っている顔より確実に端正な顔立ちになっていた。林真鳥に似ていると思っていたのに、加入して見てみると小瀧望(ジャニーズWEST)に似ていると思うようになった。その原因の1つとして、コンサート時の目配せとカメラの使い方が小瀧に似ているためであると思う。

小瀧がかっこいい曲の時によくやる、目を開ききらないアンニュイな表情や、カメラ目線で少し口角を上げる表情を目黒もしているのを見かける。また、目と眉の近さや、眉の太さも似ているため、目周りの印象として似ているような気がするのかもしれない。

 

目黒自身の印象としては、今時の若者感が強いなと。言動が主にそう見せていると思う。が、文章になった時の熱さはすごい。普段のYouTubeなどの会話からは想像もできないくらい、色々なことを考えているな、と。ファンのことも、自身のことも。それを大っぴらにするところが今時の若者感を出しているのかもしれないが。

パフォーマンスとしては、どれも全部そつなくこなしている印象。歌もダンスもファンサービスも。だが、踊りが硬く見える時がある。肩幅が広いのか、姿勢がいい為かはわからないが、硬く見える時がある。もう少し肩を前後に使ったら踊りが今より柔らかく見えて、Snow Man全体の印象に馴染む踊りになりそうだ。

 

 

 

そして、ラウール。

 

彼についてはもちろん何も知らなかった。誰?と。その状態から今まで見てきて、この子は有望すぎるな、と思った。

まず、ダンス。なんといってもあのスタイルが織りなす、柔の動き。姿勢が反り返るくらい胸を張り、手足全体を使っているのにも関わらず、動きが滑らか。1番よくわかるのは、横アリ公演のメクルメクの間奏で岩本、深澤、ラウールがソロで踊るところ。静と動の使い分けが上手い。その上、手足が長いから動きが映える。それを1番感じたのは滝沢歌舞伎ZEROのMaybeを見た時だった。滑らかな動きばかりに注目していたが、荒々しい動きもしっかり表現していて、確実に目を引くダンスであった。今これだけ踊れているのだから、今後、Snow Manで鍛えられてどんなものになっていくのかがとても楽しみである。

そして歌。彼の年代くらいの子が歌う歌を聴いていて1番感じるのは一辺倒な歌い方だという事。抑揚ではなく、音程を取っている感じの歌い方が多い。そんな中、ラウールは抑揚がしっかりつけられていて、かつ、つけ方が上手い。声変わりはしているのかわからないが、声量や歌の中に混ぜる吐息の量が一辺倒ではなく、調節できているのが率直にすごいと思った。これも絶対今後武器になるものだと思う。

ダンスや歌を生かして、彼が演じるミュージカルを見てみたいと素直に思う。

続いて、これは驚いたことだが、彼は頭が良い。勉強ができるできないの意味ではなく、頭が良い。雑誌のインタビューや、会報でのインタビューを読むと、想像する能力と、物事を関連づける能力に長けていると感じる。

あとは、トークに積極的に参加しようという姿勢もすごく見て取れる。元々の性格を知らないからなんとも言えないが、ボケるしお兄ちゃんばっかりの中ちゃんと発言しているところが、好感を持てる。萎縮したりせず、発言しているところがすごいな、と。そういう環境をSnow Manのお兄ちゃんたちが作っているのだとしたら、素敵なグループである。

 

 

6人でやってきた期間が長く、このまま変わらず6人のSnow Manであることに誰も疑問を持たなかった中、3人が加入し、戸惑いどころではない人もいただろう。当該人物を知っている人は、誰しも驚く決断だったと思う。

ただ、私は9人のSnow Manが好きだ。

紛れもなく、9人のSnow Manを応援したいと思う。

それだけで、今はいい気がする。