少年たち 観劇感想 ネタバレあり

 

舞台少年たちを観劇してきた。

 

今まで関西で上演されていた少年たちしか見たことがなかった。SixTONESSnow Manが演じる少年たちは初めてだった。

 

まず思ったこと

え、これが少年たち?

 

今まで知っていたストーリーは日記をつける人がいてなんやかんやあって自分の罪を告白して風の子一等賞して闇を突き抜けて桶ダンスしてライバルが歌って脱獄してるとき誰か死ぬ(ざっくり)(順不同)(大体映画少年たちのストーリー)

って感じだった。

 

え、誰も死なないの?

まずそこに驚き。

 

そしてストーリー性がありそうでない展開。

 

脱獄してから、SixTONES(ジェシー以外)、Snow Man(岩本以外)がもがき苦しみながら前に進むようなストーリー。

だが、実際に脱獄後、社会生活を送っているような描写がなく、ただそれぞれが本人の過去(タレントとして活動している期間のもがき苦しんできたような内容)を交えたセリフ、を言って、そういう雰囲気を出しているだけ。そして俺たちはこれからどうしていけばいいんだ、みたいな社会生活への不安も言っていた。

 

それがどうしても、これからデビューする先の不安を描いているようにしか見えない。

細かいセリフなどは覚えていないが、かなりリンクする内容だったと思う。

 

 

 

そして1番気になったところとしては、誰も死んでないのに「あいつが死んだ朝〜♪」(タイトル忘れた)の曲を歌っていたこと。

 

完全にジャニーさんじゃん

ジャニーさんの死を描いてるじゃん

 

実際にジャニーさんの肉声が流れたこともあり、ジャニーさんの死をエンターテイメント化しているようにしか感じられなかった。

 

ジャニーさんなんて会ったこともなければ見たこともないし、なんならギネスブックでしか顔を見たことがないくらい、ファンからしたら幻の人だったはず。そうやって表に出ないことを選んでいたのはジャニーさんの意思であるにも関わらず、亡くなってからこういう風にエンターテイメント化していいものなのか、本人はどう思うんだろう、と疑問に思った。

 

 

一言で言えば

 

舞台少年たち

 

ではなく

 

舞台SixTONESSnow Manたち

 

といったような感じであった。

 

 

今までSixTONESSnow Manがやってきた舞台少年たちを知らないので比較はできないが、私が知っていた少年たちではなかったことは確かであった。