関西しか見てこなかった人がSnowManを見て思ったこと

2008年くらいからずっと関西Jr.にハマった奴が向井康二加入によってちゃんとSnowManを見た。

 

驚き。え、SnowManってこんなグループだったの?

 

今までは単なるアクロバット集団としか認識していなかった。顔くらいは知ってるけど特に印象に残ることもなくただアクロバットがガンガンにできる。それを買われていろんなバックによくいるお兄さんグループのイメージ。

ほぼほぼ、えびとイメージ被ってた。

 

しかしちゃんと見始めて思ったのは、秀でてたのがアクロバットなだけで、いろんな分野を網羅したメンバーがいるグループだったということ。

クロバットしか目に付かなかったのが一転。6人だけでもだいぶいろんな分野に長けてる人がいた。

しかもそれが、ありきたり過ぎないところがさらに驚き。

 

 

メンバーごとの印象もだいぶ変わった。

 

だいぶ長くなりそうなのでまずはこの人の印象を。

 

岩本照。

 

今までは“顔怖めのセンターの人”くらいの認識。

本当に東京に興味がなく、“センターの人”くらいのイメージしかない。強いて言うなら重岡のツレ。

ジャニーズのドラマとか見ても、割とちゃんと演技も出来ているから、特別目につくこともなかった。(いい意味でも、悪い意味でも)

 

しかし今は、単なるセンターの人のイメージだけでない。

まず、思ったより笑う。全然笑わないイメージしかなかったけど佐久間の発言にめっちゃ笑うイメージ。あと特にコンサート中、めちゃめちゃ笑う。1人で抜かれるときほとんどの確率で口角上がってる。これにはだいぶ驚き。クールな静かなイメージだったから、コンサート中もあまり表情変えないと思っていた。もちろんかっこいい曲は別だが、ほとんどの曲で口角上がってるから映像持ってる人は是非確認してほしい。(9人になってからのものしか見ていないが)

 

あとは、リズム感が凄くいい。横アリの単独とかたまアリの映像見てだいぶリズム感あるし、リズムの表現が上手い。

横アリの、party!party!party!の、

「この距離で 吐息さえ 伝わるほどbe burning」

の、「be burning」に注目してほしい。

肩を少し上げて時差で顔を動かすこの動作。これ、振り付けとかじゃ出来ない程度の振り、かつ、咄嗟に出てくるものだと考えると、だいぶ表現が上手い。リズム感があるからこそのこの音の取り方なんだと思う。

たまアリ公演のほうでは、メンバー紹介ラップでの、最初の

「S.n.o.w.M.a.n  SnowMan」のところ。

一見、音に合わせて歩いているだけ。でもしっかりロックをかけて歩いている。体が倒れないよう重心後ろにしながら、足を出し、リズムに乗せて歩いている感じ。後ろの映り込みのラウールと比べるとわかりやすいだろう。彼は意識せず、リズム通りに歩いているだけの歩き方。岩本はリズムを表現しながら歩いている。多分これを、運動神経も勘もいい佐久間に教えたらすぐに習得するはず。ただ、自然にやってのけるのが岩本の秀でているところであると思う。

このリズム感を活かして、彼はこれからもっとラップをやってほしい。(もうやっているかもしれないが)多分彼がラップ担当になったら、歌のレベルも底上げされそうで楽しみだ。